劔和會では、1万回の稽古に挑戦する『劔和クエスト』という企画があります。
数を稽古することで、いい癖を体に覚えさせることと、日ごろの稽古では気付けない発見が多々あります。
| ニックネーム | うどんさん(女性) |
| 挑戦した劔和クエスト | 神道夢想流 相対コース |
| 挑戦日 | 2025年4月26日-27日 |
| 挑戦時の段位 | 七段 |
挑戦のきっかけ

劔和會まず、「劔和クエスト —1万回稽古」に挑戦しようと思った理由を教えてください。
挑戦前、どんな不安や期待がありましたか?



少し先輩という立場なので、まずは自分が率先してやらねばと思い挑戦しました。
普段の稽古では、袈裟の稽古はやっても数百。一万回は未知の領域でしたが、まぁ、手の皮がむける程度でなんとか出来るだろう。と、割と軽く考えていました。
稽古中に感じたこと・工夫したこと





実際に始めてみて、最初にぶつかった壁は何でしたか?
継続する中で特に意識していたこと、乗り越えるために工夫したことを教えてください。



千本目くらいまでは体の重さを感じました。
体が重いと心も重い。無理かも、いや出来る、無理かも、いや…の繰り返し。
しかし、数が増えると自然と体が楽をしようとするものですね。
そこから先は、杖の重さを感じる様になり、やり遂げるという気力で数を重ねました。
稽古による変化(身体・技・心)





稽古を重ねることで、体や技術、心にどのような変化を感じましたか?
特に印象に残っている「気づき」があれば教えてください。



杖術は誰でも出来る、と言われ稽古してきました。力比べなら圧倒的に不利な女性でも、稽古を重ねれば体が動く様になることを感じました。
袈裟一万回も出来ます。
達成の瞬間と今の気持ち





1万回を終えた瞬間、どんな気持ちでしたか?
この挑戦をしてよかったと感じたことを教えてください。



『感謝』ですね。
稽古相手、太刀持ちがいることにより、挫けることなく目標を達成できました。最後まで太刀を持って下さった先輩には、心から感謝いたします。太刀持ちに恵まれたことを嬉しく思います。
数の多さに不安もありましたが、女性でも達成できるということが理解できました。
ありがとうございました。
挑戦者へのメッセージ



これから「劔和クエスト」に挑戦する人たちへ、一言メッセージをお願いします。



一人で挑戦するのではなく、相手がいて成り立つクエストです。感謝の心を忘れずに挑戦すれば、誰でも必ず達成できます。
頑張りましょう。
ロゴ作成:Oncidium room/Hina










