国内で流通する木刀は、9割以上を宮崎県都城市の木工所(3軒)で製作しています。
中でも、新留木刀製作所では、数多くの古流の木刀を作成しており、劔和會でも神道夢想流杖術の杖や短杖、木刀を依頼しています。
高品質な木刀
新留木刀製作所は、伝統工芸士のご兄弟で製作にあたられています。
新留さんご兄弟は、お父様の後を継いで木刀の職人になられました。当時は、木刀製作所が20軒もあったそうですが、武道を志す人口も減少して木刀の需要が激減したため、現在では3軒となってしまったそうです。
普及型木刀だけでなく多くの古流派の木刀や杖なども製造しており、長年に渡り武術家に愛用されてきました。
木材の供給が安定しない

宮崎県にある霧島山麓には、以前は、樫やイスノキが豊富に自生しており木材も豊富だったのですが、最近では、木材が手に入りにくくなったと言われます。
他の地域でも、白樫の木材の供給が少なくなった影響で、木材を替える木工所も増えてきたそうです。
このような影響で、武道具屋では海外産の品質の悪い木刀や杖が目立つようになってきました。
新留木刀製作所では、ほとんどの工程を手作業で製作しており、大量生産をしないので多くの木材を仕入れることはありませんが、それなりにストックされています。
劔和會で使っている木刀と杖

新留木刀製作所の木刀や杖は、重量感がありしっかりとしており安心して使えます。
劔和會では、神道夢想流杖術の杖と短杖、神道夢想流の大太刀・小太刀、普及型の剣峰を使っています。
新留木刀製作所

都城市に残る木刀工房の中でも、二人の兄弟だけで工房を切り盛りする小さな工房です。 兄の新留義昭氏は、木刀製作に関する知識とその匠な技術で、木刀職人の間でも折り紙付きの腕をもつ職人です。 ただし、月に製作できる本数が限りがあり、大量に仕入れることが難しいため、当店では「スヌケ」や「椿」製の高級木材を使用した木製武器や他工房でも製作が難しいとされる特注品などを中心に製作を依頼しています。
品質はもちろん、新留さんのお人柄が素晴らしく、少しでも長くご活躍されることを祈っております。
- 住所:宮崎県都城市年見町10-8
- 電話:0986-23-1098
- オフィシャルサイト









