神道夢想流杖術の稽古内容

劔和會では、神道夢想流杖術の古流に基づき、形と動きの理合を重視した稽古を行っています。杖術は「杖対太刀」の攻防が基本となる武術であり、理にかなった動きと身体の使い方を学ぶ中で、日常にも活きる力が育まれていきます。

稽古内容

劔和會では、初心者から経験者まで、段階的に稽古を重ねながら神道夢想流の本質に近づいていきます。

基本12本の習得

神道夢想流における動きの基礎となる「基本12本」から始まり、身体操作、距離感、間合い、姿勢など、すべての基本がこの中に含まれています。

分解稽古(一人稽古)

形の中で特に重要な動きを取り出し、単独で反復します。これにより、自身の身体の使い方や弱点を見直し、精度を高めていきます。

形稽古(相対稽古)

太刀役と杖役に分かれ、約束された攻防の形を稽古します。対人稽古を通じて、間合いや拍子、理合を体感的に理解します。安全に配慮しながらも、緊張感のある稽古を通じて感覚を養います。

段位について

劔和會では、技量の段階を表す昇級・昇段の機会を設けています。
まずは、四級を取得し三級、二級、一級と進み、初段、二段、三段…と昇段していきます。

居合は、単に刀を振るだけの技術ではなく、身体の使い方と心の在り方を深めるための修養の道です。静かに、確実に、自分を磨き続けるこの時間が、日々の暮らしにも新たな力を与えてくれます。

稽古の雰囲気や会員さんの声は会員インタビューをご覧ください

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