先週は居合の会員さんが増え、飲み込みが早いので成長が楽しみですね。
手の内の使い方
刀を握る手の内の使い方については様々な表現があります。「生卵を握るように柔らかく」「切るときは雑巾絞りのように手の内を絞る」「切るときは茶巾絞りのように手の内を絞る」「切るときは小指を締める」など、微妙に手の内の動きや感覚が異なりますが、時代によって言葉が変わったり、言葉の理解が足らず勘違いをしてしまったりすることがあるようです。
この手の内を、動いた時の体のブレが改善され、抜き打ちの速さが増すことにつながりました。
こういう気づきを得るごとに、さらなる奥が深さを感じ、まだまだ気づきがあることを思うと稽古が楽しくなります。
皆さんも、先生から言われたことがどういうことかを反復して稽古することで追求し体得していきましょう。