日本刀は、製作された時代によって分類されています。
上古刀
通常日本刀の分類に入らない、古刀以前の刀をさす。
直刀が主であるが、大刀などにはそりが見られるものがある。
古刀
平安後期に日本刀が製作されてから、文禄4年までに製作された刀。
室町中期以前は、太刀が主である。
室町末期には、応永以降の概ね戦国時代頃の古刀を、「末古刀」と呼び、区別することがあり、「数打ち」の粗製濫造品が多い。
新刀
慶長元年(1596年)から宝暦13年なでに製作された刀。
この時期の日本刀は、さらに「慶長新刀」「寛文新刀」「元禄新刀」に分類される。
新々刀
元和元年(1764年)から慶応3年までに製作された刀。
江戸時代後期に鎌倉時代などの古名刀を手本として製作された復古刀というものもある。
現代刀
明治元年から現在まで製作された刀。