2025年は、稽古回数が大きく伸び、それに伴って技量の向上を実感された方が多い一年となりました。日々の稽古に真摯に向き合う姿が、道場全体の空気をより濃いものにしてくれたと感じています。
稽古回数の増加が、確かな上達につながった一年

一年間の稽古回数は、最も多い方で156回に達しました。また、年間50回以上稽古された方は全体の約3分の1にのぼり、稽古量が明らかに増えた一年だったと言えるでしょう。
稽古は嘘をつきません。積み重ねた分だけ身体に残り、「確かに上達している」と実感された方も多かったのではないでしょうか。2026年は、この稽古量を継続しつつ、さらに質を高める稽古内容を提供していきたいと考えています。
また、劔和會名物稽古である「劔和クエスト」への挑戦や、無外流と深いご縁を持つ吸江寺での奉納演武など、明確な目標を持って稽古に臨めたことも、上達を後押しした大きな要因でした。
段位の取得そのものが目的になることは本末転倒ですが、「上達したい」という前向きな姿勢は、稽古において非常に重要な要素であると、改めて感じさせられた一年でした。
会員満足度調査の結果について
2025年は、劔和會の会員の皆さんを対象に満足度調査を実施しました。これから入会を検討されている方の参考にもしていただければと思います。
調査の結果、満足していると回答された方は100%。そのうち「大変満足している」が90.9%、「まあまあ満足している」が9.1%という結果となりました。
会員の皆さんが稽古に求めているものに、しっかり応えられているのではないかと感じています。2026年は、さらに満足度の高い指導と環境づくりを目指していきたいですね。
武術を稽古する理由について
「健康になりたい」という理由が最も多いのではないかと想像していましたが、実際に集計してみると、「日本文化を身につけたい」「日本刀を使えるようになりたい」「武術の技を身につけたい」といった項目が上位を占めました。
技術だけでなく、日本文化や精神性への関心が高いことが、劔和會の特徴のひとつだと感じています。
仕事や日常生活への良い変化
「精神的に楽になり、仕事が楽になった」という声が最も多く寄せられました。私自身も実感していますが、若い頃はどうしても仕事の人間関係を損得で判断してしまいがちです。
しかし、仕事とは一切関係のない武術の場に身を置くことで、年齢や性別、立場にとらわれず人と接する時間を持つことができ、精神的に整う感覚が生まれます。
また身体的な変化としては、「姿勢が良くなった」「動きやすくなった」といった回答が多く、全身を使う稽古が身体の変化につながっていることがうかがえました。
そのほかにも、「知らないことをたくさん知れて刺激的」「ハプニングに動じなくなった」といった声があり、稽古が日常生活にも良い影響を与えていることを感じています。
2026年は、さらなる飛躍の年へ
2026年は丙午(ひのえうま)の年。劔和會としても、より活発に活動し、会員の皆さんがさらに上達できる企画を増やしていきたいと考えています。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。











