東京・青山道場の居合の稽古や活動を記録しています。
2019年10月25日(金)
昇段・昇級審査
居合の昇段・昇級審査があったため、審査を受けられる方を始めたくさんの方が稽古に来られました。級や段位が上の人が偉いと言うわけではありませんが、稽古をする上での目標となりますしその時点での技量がどういう段階になるのかがわかりやすくいので段位制を採用しています。審査を受けられた方は皆さん合格しましたが、周りで見られている緊張感で硬くなったり上手く見せようという気持ちで空回りするなどいつもの動きができない方もいましたが、それも経験です。みなさんが、上達されているのを見ると本当に嬉しくなります。さらなる高みを目指して頑張っていただきたいですね。
2019年10月23日(水)
居合は体で抜く
初段以上の方々もメキメキと上達しています。形の動きがそれなりにできてくれば、正確な動きのまま速さが課題となります。武術の速さとは相手の目にどう写るかが課題で、時速5kmだったとしても相手の目に見えなければ早い動きとなります。そのためには、腕を使わず体で抜く動きが求められますが、考えて身につくものではないので、ポイントを意識して繰り返し稽古するしかありません。ということで、1時間ひたすら抜き打ちの稽古を行いました。繰り返し抜くと、力が入っているところから疲れてくるので分かりやすいですね。
2019年10月22日(火)
居合は性別も関係なくできる
武道というと男性のイメージが強く、力で倒すと言ったイメージがありますが、決して力で動くものではないため正しい稽古をして技を身につければ女性や年配の方でも武術的な動きや技を体得できます。女性で腕も細いKさんは居合を稽古されていますが、刃音をさせてしっかりと抜かれます。力を抜くほどにスピードが上がり、刃筋も通しやすくなります。
2019年10月17日(木)
始めての居合の稽古
先日入会した方の初稽古でした。初めての居合の稽古は礼法や所作を覚え、刀の素振りを繰り返しぶれない腰を作ります。3時間以上素振りをしていたのでヘトヘトになっていたようですが、刀を持って素振りをすることは新鮮で楽しそうでした。
2019年10月15日(火)
姿勢を正すことで居合が変わる
居合はもちろん、武術において姿勢の重要性は流派に関係なく言われることだはあるが、まだ体得できていない部分があったと思い知らされた。頭の位置によって正中軸が真っ直ぐ立ちブレない動きがだきるが、頚椎を正しく感じられていなかった。今日、稽古に参加された皆さんに頚椎を感じその上に頭蓋を乗せることで、居合の動きが大きく変わった。分かっていたことではあるが、意外と感じきれていないことごあるものですが、こういう発見があるから、稽古していて楽しいですね。
2019年10月14日(月・祝)
台風一過の稽古
過去最大の台風が去った翌日だったが皆さん被害もなく朝から多くの方が居合の稽古に訪れた。超大型の台風を経験して緊張したからか、気圧の変化が体調が優れない方が多かった。そんな中でも熱心に稽古に来られる気力が素晴らしい。この積み上げが技の体得につながると感じた。
2019年10月11日(金)
台風が接近する中、居合の稽古
超大型の台風が上陸ということで稽古に来る方はいないかと思いきやお2人稽古に来られました。熱心なものです。始めたばかりですが稽古回数の多いKさんはメキメキと居合が上達しています。言われたことを素直に捉えて実行するところが成長の秘訣でしょう。これからが楽しみです。
2019年10月9日(水)
古くから伝わる日本の伝統文化を学びたいと入会
今日は、居合をしてみたいということで、お一人入会しました。日本の古くからあるものをやってみたいと思い、通いやすい青山道場を選んだそうです。居合を通して日本文化を学ぶことごできますし、武術の本質や体の使い方などの奥深さを知ると、一生続けられる生涯学習にもなります。たくさん稽古してみにつけていただきたいですね。
2019年10月8日(火)
居合は手の内が重要
居合は鞘離れの瞬間の手の内の変化が大切です。初めから握っていると手の内は変化せず、剣速が遅く正しく切ることもできません。親指の位置、人差し指の位置、他の3本の指の位置が正しくないと、不思議なほど動き方が変わり正しく動くことができません。体に覚えさせるしかないので、素振りのときから、正しく握るよう意識して稽古しましょう。
文責 塩崎雅友
塩崎 雅友
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