劔和會

神道夢想流杖術の稽古(2020年3月)

東京・青山道場の居合の稽古や活動を記録しています。

2020年3月22日(日)

時間は作るもの

老舗の寿司屋で修行中のSさん。朝も早く忙しい毎日を過ごしています。それでも毎週必ず時間を作って稽古しています。時間は自分で作らないとできないもの。自分も見習います。昨年より稽古回数が増えましたね。杖術のできない動き、苦手な動きは数が足りない。数よく丁寧な稽古をしましょう。

2020年3月21日(土)

忙しくても少しずつ稽古する

転職して以前より忙しくなったHさん。そんな状態でも稽古に行く意識があるのは素晴らしいことです。環境が変わって考え方も変わったのか、以前より杖を使う動きが柔らかくなったようです。神道夢想流杖術はやる事が多いですが、一つ一つ着実に積み重ねていきましょう。

2020年3月20日(金)春分の日

午後は神道夢想流杖術の稽古

「杖術の稽古をしている夢を見た。ひたすら本手打ちと逆手打ちをやっているものだった…」と言いながら杖術の稽古をしていたSさん。リアルにやってみるといいかもしれませんね。

2020年3月16日(月)

月曜日は有段者稽古の日

毎週月曜日は有段者稽古の日です。有段者になると杖も太刀も一通り使えるレベル。形の流れを覚えたら、ひとつひとつの技を効かせるように丁寧な稽古が必要になります。

2020年3月13日(金)

真剣に稽古をする

神道夢想流杖術の形の稽古では太刀を相手として稽古を行います。稽古では木刀を持つので、鉄棒に見えてしまうかもしれませんが、本来は真剣をもって切ってくるので、木刀であったとしても太刀も杖も真剣と思って動く事が大事です。そういう気持ちを持って稽古することで、より真剣になり気迫のこもった動きにつながります。

2020年3月9日(月)

ゆっくり動き自分の体に相談しながら欠点を探す

毎週月曜日は初段以上の稽古としていますが、コロナの影響もあり流石に稽古に参加する方も少ないですね。人が少ないとついつあ濃い稽古になります。基本や形の動きで、ゆっくり動くことで体が崩れて誤魔化していることをよく理解できます。それを理解して直すには根気が入りますが克服できた時に稽古を積んで上達できた喜びがあります。これを繰り返すことで、自分の欠点を知ることが楽しみになります。

2020年3月8日(日)

写経やペン字の写しのように見本をなぞるようにして字を学ぶのと同じく、杖先と杖尻に集中して形の動きを正しくなぞることで正しい動きが身につきます。

2020年3月6日(金)

杖は力ですねじ伏せるようにして操作すると全く技はかかりません。常に杖の重さを感じ、獲物の重さを使いながら操作することで技がかかりますが、ついつい力で解決しようとしてしまいます。劔和會では力を抜くことが稽古と教えられますが、なかなか体は言うことを聞きません。分かってみるとたいして動く必要もないのですが、ついつい、動いてしまいます。この繰り返しが稽古です。

2020年3月2日(月)

杖の刃筋

杖は棒の流派は打ったり突いたりするものですが、劔和會では杖で打つことを切ると言います。切ることを打つと表現することもあるので、同義語として使う流派も多々ありますが、杖は丸いのでついつい手の内が崩れたり正しい打ちができなかったりします。刀はもちろん杖でも獲物を手に持って操作するうえで、刃筋を意識することで正しく動くことができます。太刀でも杖でも刃筋正しく動くことが技をかける第一歩となります。


文責 塩崎雅友

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