入門して、まずは基本12本を学びます。基本は神道夢想流杖術の形から大事な動きを抜き出したものが基本の12本となっていますので、まずは動きの手順と注意点をしっかり覚えましょう。
下げ杖(さげじょう)は構えを解いた状態であり、形稽古の前後や演武の時に礼をする時や、先生の話を聞く時など、礼を表す時の形です。
常の構えから杖先を下ろし、肩関節に杖があたっている状態です。
目次
本手打(ほんてうち)
本手の構えから、杖をいっぱいに取り、45度に杖を上げ、前進しながら敵の霞(こめかみ)を打つ。
手順
本手の構え

手順
杖をいっぱいに取る
後ろの手の親指を外して杖をいっぱいに取る。

初心者 第一段階
- 杖先は敵の目につけたまま杖を引く。
- 杖を引く時、杖が体側から離れないこと。
- 両手とも本手で握る。

1級
- 杖をいっぱいに取る時、腰を動かさない。
手順
杖を45度に上げる

初心者 第一段階
- 左右及び前後ともに45度に上げる。
初心者 第二段階
- 杖を上げながら、前の足のつま先を外に向けて臍を正面に向ける。
- 杖を上げる時も打つ時も、上の手は握ったまま滑らせる。
一級
- 杖を上げた時に止まらず、一連で打つ。(杖を上げた瞬間に前の足のつま先が外を向き臍が正面を向いていること)
初段
- 半身の入れ替えで打つ(腰が回転しないよう注意)
- 頭が左右にぶれないように動く
手順
敵の霞を45度に切り、本手の構えに戻る

初心者 第一段階
- 45度に切る。
初心者 第二段階
- 打つ直前で軸手で握ること。
- 杖を下ろす時、顔を守りながら切る。

- 切り終わりは本手の構えに戻り、両手とも本手で握る。杖先は敵の目につける。
逆手打(ぎゃくてうち)
逆手の構えから、杖をいっぱいに取り、45度に杖を上げ、前進しながら敵の霞(こめかみ)を打つ。
手順
逆手の構え

手順
杖をいっぱいに取る
杖をいっぱいに取る。

初心者 第一段階
- 杖先は敵の目につけたまま杖を引く。
- 杖を引く時、杖が体側から離れないこと。
- 両手とも逆手で握る。
1級
- 杖をいっぱいに取る時、腰を動かさない。
手順
杖を45度に上げる

初心者 第一段階
- 左右及び前後ともに45度に上げる。
初心者 第二段階
- 杖を上げながら、前の足のつま先を外に向けて臍を正面に向ける。
- 杖を上げた時、手の甲が前を向く。
- 杖を上げる時も打つ時も、上の手は握ったまま滑らせる。(小指をかけておくこと)
一級
- 杖尻の手で杖を上げて杖尻の手で切る。
- 杖を上げた時に止まらず、一連で打つ。(杖を上げた瞬間に前の足のつま先が外を向き臍が正面を向いていること)
初段
- 半身の入れ替えで打つ(腰が回転しないよう注意)
手順
敵の霞を45度に切り、本手の構えに戻る

初心者 第一段階
- 45度に切る。
初心者 第二段階
- 杖を下ろす時、顔を守りながら切る。
- 切り終わりは逆手の構えに戻り、前の手は逆手で、後ろの手は本手で握る。杖先は敵の目につける。
初段
- 頭が左右にぶれないように動く
引落打(ひきおとしうち)
杖をいっぱいに取り、真半身になりながら引き落とす。杖を45度に上げ前進しながら敵の霞(こめかみ)を打つ。
手順
本手の構え

手順
杖をいっぱいに取る
後ろの手の親指を外して杖をいっぱいに取る。

初心者 第一段階
- 杖先は敵の目につけたまま杖を引く。
- 杖を引く時、杖が体側から離れないこと。
- 両手とも本手で握る。

1級
- 杖をいっぱいに取る時、腰を動かさない。
手順
引落し
体の


初心者 第一段階
- 杖を落とす時は前の手で操作する。
- 杖を落としてから上の手を握り変えること。下の手は本手で握る。
- 杖を落とした時、前の腕の脇を締め小指をかける。
初心者 第二段階
- 杖を落とす時、真半身になる。
- 杖を落とした時、杖は体の真ん中に垂直にあること。
一級
- 引落しの動作を一連度行う。
- 引き落とす時頭を動かさない。
- 引き落としから打ち終わりまで、脇を開けないこと。
手順
杖を45度に上げる

初心者 第一段階
- 杖を上げた時、杖が左右45度、前後45度になる。
- 前の手は逆手、後ろの手は本手で握る。
初心者 第二段階
- 杖を上げながら、前の足のつま先を外に向けて臍を正面に向ける。
- 杖を上げる時も打つ時も、上の手は握ったまま滑らせる。
一級
- 杖を上げる時、腰と連動させ前の手で上げる。
- 杖を上げる時、体に沿わせて上げる。(肩口から杖が上がらないよう注意)
初段
- 半身の入れ替えで打つ(腰が回転しないよう注意)
手順
敵の霞を45度に切り、本手の構えに戻る

初心者 第一段階
- 45度に切る。
- 切り終わりは本手の構えに戻り、両手とも本手で握る。杖先は敵の目につける。
初心者 第二段階
- 打つ直前で軸手で握ること。
- 杖を下ろす時、顔を守りながら切る。

初段
- 頭が左右にぶれないように動く
返突(かえしづき)
杖を前後返して、敵の水月を突く。
手順
本手の構え

手順
杖を返す
後ろの手の親指を外して杖を返す。


初心者 第一段階
- 返してから後ろの手を握り変える。この時、前の手は本手で後ろの手は逆手となる。
初心者 第二段階
- 杖を返す時に杖が体から離れないよう、上げる手側の耳の横を通って後ろに返す。
- 返した時、杖の真ん中が体の真ん中にあるように。
- 返した時、真半身になる。
一級
- 前の手の位置を円の支点とし、後ろの手で円をかく。
- 腰で返す。
- 杖を返した時、膝が重なるように立つ。
初段
- 杖を返している間は両手の掌で挟み、返し終わった時には本手で握る。

手順
水月を突く
水月を突き、杖先を目につける。

初心者 第一段階
- 突いた時、手幅は本手の構えの手幅で、両手とも本手で握る。
初段
- 頭が左右にぶれないように動く
