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無外流の稽古内容:基本編

無外流の基本の稽古内容。
初心者は、手順と注意点を理解し、まず長いものを振ることに慣れ、刃筋を通すことを目標にしましょう。

目次

礼法

提刀(さげとう)

右手で深く握ることですぐに抜くことができないため、相手に対し敵意が無いという意思表示にもなります。

  • 45度に刀を提げる
  • 親指を深くかける

立礼

刀を右手に持ち、神前や先生に対して深く礼をする。

  • 礼をするとき、刀のこじりを動かさないこと

座る

手順
刀を左手に持ち替える

刀を体の前に出し、左手の中指に下緒を掛け、刀を左手で握る。

📷刀を右手で前に出す、下げ緒を左中指にかける、左手で刀を握る、左体側に提げる

手順
刀を腰に当てる
手順
左膝をつく

腰を下ろしながら左の袴を捌き、左膝をつく。

📷袴を外にはらう、左ひざをつく

  • 腰を下ろすとき腰を折って袴に手を伸ばさないこと。
  • 腰を捻らず、臍が正面を向いたまま腰を下ろす。
手順
右膝をつく

袴の右側の裾を持ち外に広げたまま右膝をつく。

📷右裾をもつ、右膝をつく

  • 神前に礼をするときは、刀を右わきに置くので裾を広げないこと。
手順
正座をする
  • 袴の裾が左右に広がっている状態。(神前に礼をするときは、右の袴は広げない)
手順
刀を右手に持ち替え、右脇に置く
  • 刀は座った状態ですぐに右手で握れる位置に置く。
  • 鍔が膝の位置になるように置く。

刀礼

手順
刀を左腰に当てる
手順
左手を右胸の前に出す

刀を少し倒して

手順
刀を右手に持ち替える
手順
こじりまで抜く
手順
右斜め前にこじりを着く
手順
真横に倒す
  • こじりが動かないよう注意。
手順
下緒を処理
  • 手の内を見せないよう注意
手順
刀に一礼
手順
右手の人差し指と中指で下緒をつまみ、刀を握る
  • 下緒が3分の1になるよう注意
手順
正面にこじりをつく
手順
刀を30度(肩の外くらい)傾け、左手を刀身3分の1のところに沿え、切先に向かい滑らせる
手順
左手でこじりを隠すようにして臍の前に持ってくる
手順
帯刀

刀を帯に差す時、縦にして指すのではなく柄を水平にしたまま左手の親指を下帯に刺したところに小尻の角から入れると差しやすい。

手順
下緒を処理
  • 一級になったら、手元を見ないで正面を見たまま刀礼をしましょう。

素振り

短杖を使って片手で素振り

📷:振りかぶり|切り終わり

初心者の頃は、長い物を振ることに慣れることが重要です。短杖を片手で持って素振りを行います。左右30-50回降りましょう。

  • 握りは斬り手になっていること。
  • 切り終わりは杖先が水平より下にいかないこと。

鍛錬棒で素振りをして強い腰をつくる

📷:振りかぶり|切り終わり

武術はぶれない腰を作るのが大切です。道場にある鍛錬棒を四股立ちで30-50回振りましょう。男性は、一番太い3kgの鍛錬棒を使用しましょう。

座技の素振りで強い足腰をつくる

📷:振りかぶり|切り終わり

3級からこの稽古を行います。
片膝着いた状態で上段に振りかぶり、腰を上げて前進し、腰を下ろしながら切ります。

  • 背中が曲がらないよう注意。

刀で真向斬り

足を前後にして立ち、その場で真向斬りで素振りをします。

右足前、左足前をそれぞれ30-50回稽古しましょう。

  • 斬った時に腰がブレたり頭が動いたりしないよう注意右しましょう。

横一文字

📷:振りかぶり、途中、切り終わり

  • 敵の右脇の下を水平に斬る。
  • 体を崩さず遠くを切る
  • 斬り終わりは、切っ先を敵の左胸につける。

逆袈裟

  • 敵の右脇の下から左首元にかけて斜めに斬り上げる。
  • 体を崩さず遠くを切る
  • 斬り終わりは、切っ先を敵の左目につける。

基本

抜打〜振りかぶり

以下の手順と注意点をしっかり覚え、端折ることなく動きましょう。

手順
立っている状態

肩幅に足を開き自然に立ちます。

手順
柄に手をかける

入門

  • 柄に手をかける時は、右手の指先を立てて柄の下から運ぶ。

三級

  • 右手の人差し指から小指までは揃えること。
  • 左手は袴に沿わせて上げること。
手順
左体側に向かって抜く

入門

三級

  • 右手は、柄に手をかけた位置から、鞘離れする位置に向かい直線的に運ぶ。(L時に運ばない)
  • 右手の小指が外れないよう意識。

一級

  • 小指が柄から離れないこと

初段

  • 鞘を返しながら抜く。(初動から鐺(こじり)が移動していく)
手順
鞘引きで抜く

三級

  • 鞘引きで抜くこと。(鞘引きは刀の峰から刃に向かって引く)

二級

  • 刀を抜く動きで鞘の中で音をさせないこと。

一級

  • 腰を引いて抜かないこと。
  • 音を立てないこと

初段

  • 鞘を返しながら抜く。(初動から鐺(こじり)が移動していく)
  • 音を立てないこと
手順
刃筋をつくる

入門

  • 抜けた後、刃筋を作ってから切ること。(刃筋を作りながら切らない)

三級

  • 刃筋を作ったとき、右手が後退しないこと。

初段

  • 抜きながら鞘を返して刃筋をつくる。
手順
右足を出しながら切る

横一文字は、脇の下を水平に斬る。
逆袈裟は、脇の下から左肩に向かい45度に斬り上げる。

入門

  • 斬り終わりは切先が微動だにせず敵付けを意識すること。(横一文字は左胸、逆袈裟は左目)
  • 斬り終わりの肘の位置は、体の前にあること。
  • 斬り終わりは腕全体の力を抜く

初段

  • 刃筋を通して斬ること。(刃音がすること)

座技の抜き打ちは、刃が半分抜けたら腰が上がりだし、腰が上がりきった時は切先まで抜け、鞘引きで抜いて足を出しながら切る。

振りかぶって真向に切る

📷振りかぶり、切終わり

入門

  • 頭の真上まで深く振りかぶる。
  • 斬り終わりは、臍下まで切る。
  • 斬り終わりは、切先が鍔元と同じ高さ切先が微動だにせず敵付けを意識する。

三級

  • 諸手で切る時は左腕で切る
  • 振りかぶりの動きで手元が下がらないよう注意

一級

  • 振りかぶりは切先から動くが、常に切先か刃を相手に向けて制することを意識する。
  • 座技で斬るときは上半身が前のめりにならないよう注意。

初段

  • 斬り終わりは腕全体の力を抜く

残心〜血振り〜納刀

手順
血振り

青眼の構えのまま右足を一歩下げて血振り。

入門

  • 正眼の構えで一歩下がる時、体と柄頭の間隔が開かないこと。
  • 血振りは、切っ先の高さを変えず切っ先が敵に向いていること。
  • 右肘の位置は、体の前にあること。
  • 残心したままゆっくり動くこと。

三級

  • 大きく歩幅(前後)をとり、いつでも倒れた敵が動いても対処できるよう攻めの姿勢となる。
  • 左手は腰に当てるが、指だけが腰に接しており掌の部分は浮いている。また、指や手首で角を作らないこと。
手順
鞘を握り、臍の前に出す

入門

  • 左手で鞘を握ったとき、親指と人差し指は鯉口の外にある状態。
  • 鞘を握ってから鯉口を臍の前に出す。

三級

  • 鯉口を下に押さえつけないよう注意。
手順
峰を左手の親指と人差し指の間に乗せる

入門

  • 体の真ん中で左手の上に峰を乗せる。
  • 峰を左手の親指と人差し指の間に乗せ、左右の手を引き切先が鯉口に入ったら、右手を止めて鞘から物打ちまで入れる
  • 初段までは鍔元を左手に乗せてから納刀すること。初段以降は、徐々に切先に近づける。
手順
刀と鞘をそれぞれ引く

三級

  • 鞘の角度と刃の角度が同じ方向を向いていること。
  • 右手の小指が外れないこと。
手順
切先が入ったら鞘から入れる

三級

  • 右手は動かさず、鞘から入れること。
手順
刀を納める

三級

  • 刀を納める。この時、右手の小指を柄にかけておくこと。
  • 刃は真上を向いた状態で納刀する。
  • 納まった時は、柄が水平になる。
手順
柄頭を握り、後ろ足を前足に合わせる

柄頭を右手で握る時、中指の第三関節が柄頭に当たるように握る。

手順
右手、左手の順番で下ろす

納刀(座技)

基本的には、立って納刀する場合と注意点は同じ。右足前と左足前で動きが変わる。
刀身の残りが3分の1になったら前の足を引き始め刀が納まると同時に尻が踵に着く

  • 正眼の構えから左手を離した時、切先が動かないこと。

  • どの瞬間においても、隙を作らないこと。
  • 初段以上は、間に入った時は相手も切れるので、足を踏み込んだ時には刃が相手に当たるようにする。
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