五用の真、連、左、右、捨の五つの用法は無外流居合の根幹をなすもので、正座の姿勢から左足、右足を踏み出し、又は退きつつ斬突の動作をなすことは立居合よりは困難で、脚部の各関節と腰の運動量はおびただしく多い。故に之に熟すれば、他の正座又は立居合は労せずして行うことが出来る。されば充分之に熟して後他の居合に進むべきである。
目次
真
敵が刀を抜き上げた刹那に、右脇に向かって切り上げる。左袈裟を斬って仕留める。
STEP
右手を柄にかける
STEP
逆袈裟に切る
右足を踏み出すとともに、四十五度の角度を以て右斜め上に切り上げる。右拳は右肩より稍々高く、切っ先は右拳よりやや低い、右膝は直角となる。
級
- リスト
初段
STEP
振りかぶる
その場で諸手上段となる
級
- リスト
初段
STEP
袈裟に切り下ろす
級
- リスト
初段
STEP
納刀
連
前後に敵を受けた場合で、先ず前敵の眉間に諸手で抜きつけ、後の敵に振り向いて真向に斬り下ろして仕留める。
左
左方に座せる敵が鯉口を斬らんとするや、九十度左に転回すると共に抜きつけ、真向に斬り下ろして仕留める。
右
右に座せる敵が刀を抜き上げんとするや、直ちに右に九十度転回して、右脇に向って斬り上げ、真向に斬り下ろして仕留める。
捨
前の敵の右腕に抜きつけ、刀を返して踏み出した足を斬って仕留める。
