プロフィール
氏名 | 塩崎 雅友(号:関舟) |
出身地 | 愛媛県西条市 |
武術歴 | 少年期に少林寺拳法を学び、24歳より無外流居合と神道夢想流杖術の道場に入門。 ・無外流居合兵道:免許皆伝 ・無外眞伝無外流居合兵道:免許皆伝 ・神道夢想流:免許 |
指導道場 | 青山道場 |
稽古担当 | 平日19:30〜、日曜日 |
主に指導している内容
居合・杖術ともに全体指導を担当しています。青山道場では、平日の夜間と日曜の稽古を受け持ち、初心者から経験者まで幅広く指導しています。
指導スタイル・稽古で大切にしていること
私は鍼灸師としての経験も活かし、骨や筋肉の構造を踏まえた解剖学的な身体の使い方を伝えると同時に、「心」や「気」の置き方など、目に見えない感覚へのアプローチも大切にしています。
まずは自分自身の体を“感じる”こと。これが特に現代人に欠けてしまっているので自分の体を知るということを大切にして指導しています。
武術における信念・こだわり
武術の形を繰り返し稽古することで、先人が伝えたかった“何か”に触れることができます。形の注意点を意識しながら動き、自分の身体を観察することで、形の理解がより深まっていきます。
特に居合では、心の状態が動きにそのまま現れるため、自分自身の内面とも深く向き合うことになります。これは、非常に奥深く、だからこそ武術は飽きることがありません。
指導員としての想い
武術はもともと戦いの術でしたが、次第に個人の心身修養の道に発展しました。戦うためだけではなく、己を磨くための教えです。
誰もが年齢や経験を問わず、正しく稽古を重ねれば、身体も心も確実に強くなります。
皆さんの成長を間近で見ることができるのは、指導者として何よりの喜びです。
武術は一生続けることができます。人生の“生涯学習”の一つとして、ぜひ挑戦してみてください。
インタビュー
Q:武術を始めたきっかけは?
20代で仕事が落ち着いてきた頃、何か新しい趣味を始めたいと思っていたところ、会社の同僚が「居合の見学に行く」と言ったのがきっかけでした。居合という言葉すら知らなかった私ですが、刀を使う姿の美しさに惹かれ、すぐに入門しました。
Q:印象に残っている稽古や出来事は?
師匠である山田先生に技をかけられた瞬間です。あの感覚は、いまでも稽古の指針になっています。
Q:今後目指していること・挑戦したいことは?
子供の頃に学んだ少林寺拳法の教えが、今の自分の考え方や行動の土台になっています。これからは、次世代の子供たちにも武術を通して“人としての土台”を築く機会を提供したいと考えています。
また、本気で武術を学びたいと思う人たちに、古武術の本質をしっかりと伝えていきたいと思います。
略歴
24歳のころに無外流居合の道場に入門。数年して神道夢想流杖術の稽古も始めた。20代後半より、山田先生から直接ご指導いただくようになり、先生の道場に毎月稽古に通った。
2010年9月23日
研鑽を積み山田先生が会長となり劔和會を立ち上げた。
2011年3月1日|青山道場を開設
3月11日が東日本大震災となったため、秋くらいから本格的に稽古を開始。
2014年6月|神道夢想流『奥入』を印可
2015年3月|神道夢想流『初目録』を印可
2017年12月|無外流居合兵道『免許』を印可
無外流とご縁の深い吸江寺にて、嶋田先生が立会人となり山田先生から免許を印可された。