夢想権之助の修行時代の記録は残っていないが、師は霞流の桜井大隅守吉勝と言われており、桜井大隅守吉勝の師は、真壁城 第十八代城主真壁久幹(まかべひさもと)である。真壁久幹は、鬼真壁とも呼ばれており、棒に鉄製の鋲を打ち付けた武器で戦っており、霞流棒術の創始者とも言われている。
流祖がどういった地で修行をされていたのか感じたく、真壁の地を訪れてみた。
真壁城跡
現在では、広大な平地が城跡として残っており、歴史的な研究をされている。
当時を想像すると、南に筑波山が聳えており、冬は冷たい風が吹き、厳しい稽古をされていたに違いない。
市役所に建てられた碑