百足伝全釈– 無外流の教えを現代に読む –
『百足伝全釈 ― 無外流の教えを現代に読む ―』は、無外流居合の源流である自鏡流の流祖、多賀自鏡軒盛政がまとめた『百足伝』四十首を、一首ずつ現代語訳・解説し、塩崎関舟の考えを交えながら読み解くシリーズです。修行者の心構えはもちろん、現代を生きる私たちの日々の生活にも活かせる普遍の教えをお届けします。
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百足伝
百足伝 全釈|第二首「夕立のせきとめかたきやり水は やがて雫もなきものぞかし」
語釈 やり水(遣水) 庭園などに人工的に引いた細い水路。百足伝では、夕立によって勢いを増す一時的な流れとして用いられている。 ものぞかし 動詞「ものぞかし」は、「ものを示す」や「現れる」という意味。 直訳 夕立によって勢いよく流れ、止めること... -
百足伝
百足伝 全釈|第一首「稽古には清水の末の細々と 絶えず流るる心こそよき」
現代語訳 山から流れ出る清らかな水が細くても絶えることなく流れ続けるように、稽古もまた、一時の勢いではなく、日々絶えず続ける心を持つことが何より大切である。 解説 この歌は、百足伝の第一首に置かれています。 「清水の末」とは、湧き出た清らか...
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