
8月8日、巻藁を用いた試斬会を開催しました。14名の会員が参加し、居合や杖術の稽古で培った太刀筋が、実際に正しく斬れているかを確認する機会となりました。
試斬会の目的
日々の稽古では、形の中で刀を振る動きを繰り返し磨いていきます。しかし、その太刀筋が本当に正しいかどうかは、形の稽古だけではなかなか実感しにくいものです。
試斬会は、居合や杖術で培った太刀の使い方が、実際の斬れ味として正しく現れているかを検証するために開催しています。刃筋が通っているかどうかは、斬った結果に如実に表れます。日頃の稽古の答え合わせとして、大切な機会になっています。
当日の様子






参加者の多くが試斬は初めてということもあり、まずは半畳を巻いたものを斬っていただきました。
初めての方々も、刃筋を正しく通し、綺麗に斬ることができていました。基本に忠実に振り下ろせば、しっかりと斬れることを、まず実感していただけたのではないかと思います。
斬るのが慣れてきた方には、形の動きで斬ってもらいました。
ここで見えてきたのが、腰の使い方の難しさです。形の動作の中で腰が回転してしまうと、刀に横方向の力がかかり、うまく斬れない場面が見られました。日頃の形稽古では気づきにくい、わずかな腰の捻れが、斬れ味という結果になってはっきりと表れる。刃筋の大切さを、身をもって実感していただける試斬会になったと思います。
参加者の声
普段の稽古で刃筋の意識が甘かった。今後の稽古でより意識したい。
初めて斬った時、刀で対象が分断されることに対する恐怖があった。
形の動きの中で腰をひねってしまっているのがよく分かった。今後の稽古で直して、また試し斬りをしてみたい。
想像以上に力はいらず、刃筋が通れば簡単に切れたのに驚きました。
おわりに
試し斬りは、刀を振った結果が目に見える形ではっきりと分かるため、刃筋を見つめ直す何よりの参考になります。形の稽古だけでは気づきにくい癖も、斬るという結果を通すことで浮かび上がってきます。
今回の試斬会で得た気づきを、それぞれの日々の稽古に持ち帰っていただければ幸いです。劔和會では、今後も試斬会を定期的に実施してまいります。
















