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葉隠
『葉隠』(山本常朝 著)は、「武士道とは死ぬことと見つけたり」の一節で知られる、江戸中期の武士による語録です。一見すると過激な精神論に見えますが、その本質は「日々の鍛錬」「覚悟」「平常心」など、武術家にとって極めて本質的な心得に満ちています。
常朝は、戦乱のない時代に生きながらも、“武士としての在り方”を問い続けました。その思想は、単なる死生観ではなく、「いかに心を静め、瞬間に備えるか」という、まさに古武術に通じる精神の鍛錬とも言えます。
武術を稽古する中で「心の置き所」に迷ったとき、本書は深く響く言葉を与えてくれます。型や技の奥にある“生き方”に触れる一冊として、古武術を志す方に強くおすすめします。
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塩崎 雅友
幼少の頃は少林寺拳法の稽古に励み、現在は山田先生に師事し居合(無外流)と杖術(神道夢想流)の稽古に励んでいます。
無外流居合兵道:免許皆伝
無外眞伝無外流居合兵道:免許皆伝
神道夢想流:免許
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著者
田代陣基