居合とは、刀を鞘に収めた状態から、不測の事態などのときに抜き打ったり、捌いたりする武術です。
刀を使い一人で形稽古を行います。
まずは、形の手順を覚え、稽古を重ねることにより体を練っていきます。

居合

無外流居合は、座技が10本、立技10本の形と、内伝3本で構成されております。普段の稽古では、20本の形の稽古が主となります。
まずは、この形の手順をしっかり覚え、そこから動き方など時間をかけて練っていきます。

五用

五箇

  1. 水月
  2. 陰中陽
  3. 陽中陰
  4. 響き返し
  5. 破図味

五応

  1. 胸尽し
  2. 円要
  3. 両車
  4. 野送り
  5. 玉光

走り懸り

  1. 前腰
  2. 夢想返し
  3. 廻り懸り
  4. 右の敵
  5. 四方

※この他に内伝があります。

組太刀

一人で形の稽古を行っていると、敵の動きなどを意識した動きが分からなくなり、武道の形のはずが踊りと変わらなくなってしまいます。
そのため、木刀をもって二人一組で行う組太刀の稽古を行うことによって、敵の間合いを習得します。

居合の形(太刀)

  1. 北斗
  2. 太白
  3. 稲妻
  4. 流星

居合の形(小太刀)

  1. 切留
  2. 突留
  3. 受流し
  4. 切上
  5. 位詰
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